第17番〜第24番札所
◆参拝日 2016/9/18 (晴れ)
六波羅蜜寺 (ろくはらみつじ)は、京都府京都市東山区にある真言宗智山派の寺院である。
山号は補陀洛山。本尊は十一面観音。
開基(創建)は空也です。
西国三十三所第17番札所です。
◆風景や感じたこと (境内や行事など)
踊り念仏で知られる市聖(いちひじり)空也(くうや)が平安時代中期の天暦5年(951年)に造立した十一面観音を本尊とするお寺を西光寺と称しました。
空也は疫病の蔓延(まんえん)する当時の京都で、この観音像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったといいます。
当時、鴨川の岸は遺体の捨て場であり、葬送の場でありました。
空也の死後、977年に比叡山の僧・中信が中興して天台別院とし、六波羅蜜寺と改称しました。
◆参拝日 2016/9/18 (晴れ)
頂法寺(ちょうほうじ)は、京都市中京区にある天台宗系単立の寺院です。
山号は紫雲山。本尊は如意輪観音(秘仏)です。
正式の寺号は頂法寺であるが、本堂が平面六角形であることから、一般には「六角堂」の通称で呼ばれている。
華道、池坊の発祥の地としても知られている。
◆風景や感じたこと (境内や行事など)
京都の街中に建つ寺で、境内は狭い。
山門を入ってすぐ正面に本堂、右手に「へそ石」、親鸞堂、納経所、本堂裏には聖徳太子沐浴の伝説にちなむ池や太子堂があります。
鐘楼は山門から公道を隔てて向かい側の飛地境内にあります。
また、境内北側には、華道家元「池坊」の本部ビル(11階建て)があります。
◆参拝日 2016/9/18 (晴れ)
行願寺は寛弘元年(1004年)、行円が一条小川の一条北辺堂跡地に堂を復興して行願寺と名付けたものです。
天台宗の寺院で通称革堂(こうどう)とも呼ばれています。
◆風景や感じたこと (境内や行事など)
行願寺は豊臣秀吉による都市計画のため、天正18年(1590年)に寺町に移転させられました。
寺町通りは京都の歴の中では比較的新しい通り名です。1590年(天正18年)に豊臣秀吉が都を整備するとき、都に点在していた寺院を一つの地域に集めることを考えつき、集めた場所が現在の寺町通りです。
その時集められた寺院の数は北は鞍馬口通りから南は橋通り(現在の五条通り)に至るまでに、80以上に上りました。
◆参拝日 2016/9/18 (晴れ)
善峯寺(よしみねでら)は、京都府京都市西京区大原野にある寺院です。
山号は西山。西国三十三所第20番札所。善峰観音宗(天台宗系単立)です。
桜や紅葉の名所になっているとともに境内各所から京都市街、比叡山を一望できます。
◆風景や感じたこと (境内や行事など)
山道を数分登ったところに山門が東向きに建ち、石段を上った正面に観音堂(本堂)が建っています。
山内最古の建物である多宝塔は元和7年(1621年)の建立されたものです。
観音堂の左手(南)には寺宝館文殊堂がっています。
観音堂右手の石段を上った一画には鐘楼、護摩堂、経堂、多宝塔(重要文化財)、開山堂、遊龍の松(天然記念物)、桂昌院廟、十三仏堂などがあります。
そこからさらに上ったところに釈迦堂などがあります。
◆参拝日 2016/9/18 (晴れ)
穴太寺(あなおじ)は、京都府亀岡市にある天台宗の寺院です。
山号を菩提山(ぼだいさん)と称し、本尊は薬師如来、札所本尊は聖観音。西国三十三所第21番札所です。
「あなおおじ」「あのうじ」「あなおうじ」と読まれることもあり、「穴穂寺」「穴生寺」とも表記されています。
◆風景や感じたこと (境内や行事など)
慶雲二年(七〇五)の文武天皇の御世に大伴古磨によって創立されたと伝えられる。丹波でも屈指の古刹です。
庭園は多宝塔の東部を借景にしており、江戸中期から末期にかけての手法をよく表現した名園のひとつです。
夕陽の沈む西庭の景観もまたすばらしいものです。
穴太寺の聖観音像は「身代わり観音」の伝説で知られ、この伝説が『今昔物語集』に取り上げられています。
◆参拝日 2011/4/18 (曇り晴れ)
総持寺(そうじじ)は、大阪府茨木市にある高野山真言宗の寺院です。
山号は補陀洛山 (ふだらくさん)。本尊は千手観音。
西国三十三所第22番札所です。
◆風景や感じたこと (境内や行事など)
総持寺の千手観音様は、亀に乗った観音様として有名で、子育て観音様、火除け、厄除け観音様と呼ばれています。
また、開山藤原山蔭卿は本尊像立に際し、千日間に亘り料理を御供えした縁により包丁道の祖として、祀られています。
毎年4月18日には、山蔭卿の御宝前に於いて、庖丁式が行われます。
この庖丁式は古来宴席に於いて、当主が来賓を前にして座敷に俎板を設え、料理して見せたことに由来しています。
◆参拝日 2016/9/18 (晴れ)
勝尾寺(かつおうじ)は、大阪府箕面市にある高野山真言宗の寺院です。
山号は応頂山。西国三十三所の第23番札所。開山は開成(かいじょう)、本尊は十一面千手観世音菩薩です。
寺号は「かつおじ」「かちおじ」などとも読まれます。
◆風景や感じたこと (境内や行事など)
「勝運の寺」「勝ちダルマ」の寺として、勝運信仰の歴史は古い境内に勝運成就したダルマが所狭しと奉納されています。
山門より見上げる八万坪の境内は、壮観です。
特に桜、シャクナゲ、アジサイ、紅葉の名所、都心に近い、癒しの空間として自然の御利益を求める参拝者が多いお寺です。
◆参拝日 2010/2/3 (曇り)
中山寺(なかやまでら)は、兵庫県宝塚市にある寺院です。
真言宗中山寺派大本山です。
本尊は十一面観世音菩薩であり、インドの勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿を写した三国伝来の尊像と伝えられます。
左右の脇侍も十一面観世音菩薩です。
普段は秘仏となっているが、毎月18日に開扉される。地元では「中山さん」と親しみを込めて呼ばれています。
◆風景や感じたこと (境内や行事など)
中山寺の「鐘の緒」は、女性の大役である出産の無事安泰を祈る「安産の腹帯」として、本邦随一の霊跡と、古来よりその伝統をもち、深く信仰されてきました。
2月3日節分には、毎年宝塚歌劇団生徒を招いての追儺(ついな)豆まき式が行われます。
彼女たちが扮する観音様が人間の諸悪の根源である三毒(貪(とん/むさぼり(欲張る心))・瞋(しん/いかり(怒る心))・痴(ち/おろか(真理に対する無知の心))の象徴・三匹の鬼をさとし、福・禄・寿に変身させるというショーが行われます。
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