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旅行記2

近江大津宮(667年3月19日遷都)

このころ、朝鮮半島では、新羅・唐の連合軍が、同盟国、百済を攻めており、 応援に応じて兵を出すも、白村江の海戦で大敗しました。(663年) 斉明天皇(母)から為政者としての実権を譲られていた(称制)中大兄皇子(天智天皇)は近江大津宮へ遷都し(667年) 翌年正式に即位して天智天皇となりました。滋賀県大津市錦織の住宅地で宮の一部遺構が確認され、「近江大津宮錦織遺跡」として国の史跡に指定されています。

飛鳥浄御原宮(672年遷都)

天智天皇(中大兄皇子)が崩御(671年)すると、弟の大海人 皇子と子の大友皇子の勢力争い勃発しました。 結果は、大海人皇子が勝利し、飛鳥浄御原宮に都を移し(672年)、即位して天武天皇となりました。

藤原京(694年12月6日遷都)

天武天皇が着手した初の本格的な都である藤原京は、 持統天皇朝のは694年に、条坊制を取り入れた都市で、大極殿始め官衙の建物には瓦葺きが初めて大規模に用 いられ、その数は200万枚以上と推定されています。

第1次 平城京へ遷都(710年3月10日遷都)

この当時の遷都は、建築物の材料(柱、屋根瓦、壁)など再利用できるものは分解して 運び、組み立てられました。運搬のための道路 が整備されていたと思われます。藤原京から平城京までは徒歩で5時間程度 の距離です。

(観光スポット)東大寺
奈良公園内にあるお寺「東大寺」743年、時の天皇によって大仏建立の命が発令され、大仏を安置し国を護る寺として造営されました。次々と大きな建物がつくられ繁栄しましたが、その後、2度にわたる焼き討ちにあい焼失。現在の建物は鎌倉時代から江戸時代(1185〜1867年)に再建されたものです。

(観光スポット)法華寺
全国の尼寺(女性の僧侶が守る寺)を統括した寺。8世紀創建。寺宝の十一面観音像は、国宝です。寺を創建した光明皇后を模して作ったとされ、女性らしい形状と背中の睡蓮が特徴です。

(観光スポット)二月堂
752年に創建、1669年に再建されたお堂です。国宝に指定される、懸崖造りの建物です。高台に位置しているので、はり出した回廊からは奈良市内を一望。旧暦2月の行事「お水取り(修二会)」が由来となり、「二月堂」の名が付けられたといわれています。
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